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ふと、空を見上げ…君を思い出した。
もう、君は僕が嫌いになった。
また、嫌な偶然の悪夢を君に刻みこんでしまった。
あの時何故だろう、僕は君と別れることが分かっていた。
君にあげたウサギの、ぬいぐるみ。
「抱いて寝てる」って言われた時ね、凄く凄く嬉しかったの。
ねぇ、もうすぐお別れだ。
花火はちゃんと、楽しもうね。
君が居るから、また生きるのが楽しくなってた。
初めて、一人の人を好きになれた。
僕に足りなかったのは、愛と強さだった。
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