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「あ?お嬢ちゃん何みてんの?俺がそんなに格好よくみえるのか?」
「……」
(下劣な不良の上ナルシか?コイツラ…)
そう思いながら
少女は不良を見つめていた…
「黙って見つめちゃってかぁわい〰」
鼻の下を伸ばした不良の手が少女の肩をつかむ
不良が鼻の下を伸ばすのも当たり前だろう…
なんせ少女は…
すごい美人なのだから…
「離してくれる?」
ニッコリ微笑みながら少女は不良に告げる
「は?何言ってんの?お嬢ちゃん…一緒に来てもらうよ」
いやらしい笑みを浮かべながら少女を連れ去ろうとする不良共に少女は言った
「汚い手で触らないでくれる?」
「…今…なんつった?」
「聞こえなかったの?汚い手で触らないでって言ったのよ」
「何が汚いだと!?上等じゃねぇか!可愛い顔が台無しになるぜ?」
不良は少女を壁まで追い詰める
「…」
「あれれぇ?だまっちゃった?もしかして…怖くなっちゃったのかなぁ〰?」
バカにするかのように少女にいう不良…
「バカには言葉も通じないのか…仕方ないわね…」
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