序章
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星に捧ぐは小さな小さな祈り。 もしもまた君に会えたなら……… 窓の外には幾多の星。 どうか僕を連れ去ってくれ。君がいる街まで。 ある静かな夜に少年は祈った。 それが叶うとも知らず、ただひたすら燦然と輝くあの星達に祈った。 見えない神という存在に祈った――――
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