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綺麗な月。
夜の風。
静か過ぎる。
なーんにも聞こえないよ。
あなたの寝息がただ聞こえるだけ。スースーと定期的なリズム。
そのリズムすら愛しく感じるの。
あなたの優しい腕も、全てを包み込んでくれる胸板も、影を背負った背中も……。
全てが愛しいの。
あなたは優しくて、カッコいいから……。他の子にもモテるよね。
すごく悔しいの。
知ってた?
セックスしたって、もっと繋がりたいの。
一つになってしまいたい。
あなたを他の子に取られたくない……。
だから私と……
一 緒 ニ ナ ロ ?
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