'カイ'vs'カラス'

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「見せてやるよ~カラス~関東の頂点をとった技をなぁ!!」 カイは腕を高く突き上げた。 「貴様の拳など'鳥龍拳'の前では小指にも及ばぬ。」 「それはどうかな?'虎影直伝虎影奥義'百鬼扇風波'!!」 ドスンッ カイはふたつの腕を空へ掲げ円を書いた。その瞬間!竜巻のようなものが出現。それは一気に、建物や下人たちを飲み込んでいく。 (ぅわぁっ~) 「ハッハッハどうだカラスこれは逃れられないだろう~ハッハッハァ!!」 「こんなの無理じゃ~ この町も終わりじゃぁ。」「大丈夫だ。この町には今、'神'がいる。」 「え!?平八さん何を言っているだ。」 「今この町に'カラス'さんがいる。」 「えっ・・何だって!!」 カラスは構えをとる 「くだらん技を・・カイ。」カラスは手を合わせた。 「鳥龍直伝奥義'魔界法解'」カラスは気をすべて手のひらへ集中させた。しかし竜巻がカラスへ迫ってくる! ヒュッ~ヒュッ~もの凄い威力である。 「飲み込め~!!」 竜巻はカラスをとらえた。 しかし竜巻が少しずつ収縮していく。  「あっ竜巻が小さくなっていくぞ!!」 なんと竜巻はカラスの手の中に吸い込まれていくのです。そしてついにシュ~~~~ 竜巻は姿を消した。「ほぅ~さすがは、カラス。よく俺の拳を封じたなぁ~だがなぁ!!」 タッタッタッ カイはカラスへ走る。「勝負はこれからだぁ~!!!!」 ブンッ ブンッ ブンッ '虎'の猛攻は激しくカラスを襲う。 バシッ 「ぅうっ」 虎の拳がついにカラスを捕らえる。 額からは血が流れる 「この俺の額に傷を負わせたのは、修行中の'熊'以来だ。」 アチャ~ 今度はカラスの拳がカイを襲う!! ブンッ ブンッ 見事に交わす!「遅いぞ。カラス」 ブンッ バシッーッ!!カラスの回し蹴りがカイを捕らえる。 「ぅわぁっっ。」 カイは少しよろける。「効くね~その蹴り。」 バシッー カイもすかさず回し蹴りをカラスへくらわす。 バシッ カラスは足を掴んだ。「貴様の蹴りは虫でさえ殺せぬ。」
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