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東京
A区
真夜中の地下駐車場にたくさんのが集まっていた。
一人の男が土下座していた。
「吉良さんすいません!!」
ここに集まった男たちは
「black sky」というギャング集団たちだ。
この集団のトップに立っているのが
吉良 良太という男だ。
吉良「橋本~。お前チームの法度忘れたのか??」
橋本「忘れないっす!!ただ……その……」
吉良「言い訳は犬のクソよりいらねぇんだよ!!!!!」
吉良は土下座している橋本の顔面を踏み潰した。
橋本「す……すいません!!」
吉良「チームの法度言ってみろ。」
橋本「1……裏切りは禁止……2上の命令は絶対……3……………」
吉良「3…なんだよ?」
橋本「……チーム情報はもらすな……。」
吉良「わかってんじゃねぇか。」
橋本「吉良さん!!!オレアイツ愛してんすよ!!!アイツが大切なんすよ!!!!だからオレの全部知ってほしくて……」
吉良「black skyよりか??」
橋本「それは……」
吉良は橋本の髪をつかんだ。
吉良「世の中にハブかれて親からも見放された奴が自分の存在を腐った世の中に知らしめるために集まってんのがオレらだろ。そんな奴が『愛してる』とか綺麗事言ってんじゃねぇ!!!!!」
吉良は橋本をボコボコに殴り始めた。「吉良辞めろ。」
吉良の拳が止まった。
橋本は気を失っていた。
吉良「……葉瑠。」
椿 葉瑠。
black skyの第二の男。
この物語の主人公だ。
葉瑠「橋本はblack skyを抜ける。もう顔も見せない。……それでいいだろ。」
葉瑠は吉良の肩に手をあてた。
吉良「ちっ!!」
吉良は葉瑠の手を弾いて
葉瑠と気を失った橋本を置いて
仲間たちとどこかに去っていった。
葉瑠「………。」
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