『奴ら』がいなけりゃ始まらない

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石柱などが落下してくる中であったが 脱出は思いのほかスムーズに進んだ 回復した剣士が魔法使いを連れ 勇者が姫を抱えてではあったが 一度通った道を覚えるのは三人とも得意であるし 幹部クラスも倒してしまっていたため 特に障害もなく 彼等はなんなく一階に辿りついた 姫は脱出の間勇者の腕の中で 大人しく小さくなっていたのは補足である 「よし、出口。」 剣士がそう言った時である 辺りに・・・・声が響いた
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