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ある高校。遅刻しないように一人少女が学校に向かっていた
校門が見えると、その周りにたくさんのその学校の生徒、ほとんどが女子
少女が見えると、女子生徒は『キャーキャー』騒ぎ出し
「湊(みなと)様~おはようございます」
少女に向かって挨拶する。少女もにこりと微笑んで
「おはよう」
挨拶し返すと
―ドキュンッ!
女子生徒達の顔が真っ赤になって倒れていった
なぜ?
それは少女・湊が美少女&美少年だからである
いろんな人から挨拶され、挨拶をし返すと皆真っ赤になり倒れていった
ちょっと心配しながら、教室へと向かう
―ガラガラ
「おはようございます!湊様」
教室のドアを開けたら、クラス全員に言われた
「おはよう…」
同じクラスにまでされるとさすがに引いてしまった
まっこれが湊の毎日なんだが
自分の席につこうとしたが…
「湊~く~ん」
変な声
もしや…
「おはよう!湊君、今日も可愛いね」
「はぁ…おはようございます」
生徒会長の河野睦也(こうの むつや)。いつもいつも、湊が来たのを知るとわざわざ教室に来るのだ
「そういえば…湊君、校長先生が呼んでいたよ」
「校長先生が?」
自分を呼んでいた?
不思議に思いながら、湊は校長室に向かうことにした
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