第一章

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ある高校。遅刻しないように一人少女が学校に向かっていた 校門が見えると、その周りにたくさんのその学校の生徒、ほとんどが女子 少女が見えると、女子生徒は『キャーキャー』騒ぎ出し 「湊(みなと)様~おはようございます」 少女に向かって挨拶する。少女もにこりと微笑んで 「おはよう」 挨拶し返すと ―ドキュンッ! 女子生徒達の顔が真っ赤になって倒れていった なぜ? それは少女・湊が美少女&美少年だからである       いろんな人から挨拶され、挨拶をし返すと皆真っ赤になり倒れていった ちょっと心配しながら、教室へと向かう ―ガラガラ 「おはようございます!湊様」 教室のドアを開けたら、クラス全員に言われた 「おはよう…」 同じクラスにまでされるとさすがに引いてしまった まっこれが湊の毎日なんだが 自分の席につこうとしたが… 「湊~く~ん」 変な声 もしや… 「おはよう!湊君、今日も可愛いね」 「はぁ…おはようございます」 生徒会長の河野睦也(こうの むつや)。いつもいつも、湊が来たのを知るとわざわざ教室に来るのだ 「そういえば…湊君、校長先生が呼んでいたよ」 「校長先生が?」 自分を呼んでいた? 不思議に思いながら、湊は校長室に向かうことにした
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