生きるって

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生きるって一体どういう事なのだろう… 生と隣り合わせにある死 人は 生きている存在は たくさんの種類、たくさんの数 たくさんの『自分』を 持って 生きている どう生きようと まっすぐ一歩一歩死に向かって 歩いている 普段はあまり考えることはない だけど自分が死という崖の前に立った時 あるいは身近の存在が崖の前に立つ姿を見た時に 嫌でも気付かなければいけない 生きている存在は必ず死ぬということを 希望や未知の可能性を持って生まれて 楽しさや苦しさ、生きる意味を考えて生き そして そのすべてを持って 『自分』として死ぬ なぜ生まれて なぜ生きて なぜ死ぬのだろう その疑問は頭から離れる事はない いつも頭の中にあり、 ふとした瞬間に自分を 奮い立たせ、純粋にし、絶望に突き落とす 生きるって何なんだろう なぜ死ぬのだろう その答えはまだ分からない 考え過ぎなほど考えてはいるが まだ見つからない この 『生きる事と死の意味』の嬉しさと感謝の溢れる苦しいほどに切ない疑問を 誰か見つけた人はいるのだろうか… 自分に見つけられるのだろうか… まだ俺は生きている
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