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「あたしも…ごめんね…星野の気持ち分かってなかった。」
「いいよ、もぉ。でも、ちゃんと衛さんは断れよな!」
「うん!でも!星野も、もぉ他の人にキスなんかしないで!やなの!芸能人なのは分かってるけど…」
「絶対しない。ちゃんとフリにする。でも、あの雑誌だってやりたくなかったから、あの時は頭におだんごを思い浮かべてしたんだぜ。」
グイッと、星野の顔を自分にむける。星野はびっくりした顔でうさぎを見る。
「でも!あたしじゃなきゃダメなの!」
「はぁ~…そんな可愛い事言ってると、連れて帰っちまうぞ?」
「…////…離さないで。あたし、星野の事が…好きだから…////」
「おだんご!?どうしたんだ?熱でも…」
「バカァッ!!せっかく勇気出して言ったのに!二度と言わない。」
「冗談だって~嬉しかった。ま、俺の想いには負けるけどな♪」
そう言って、静かにキスをしてくれた。
離したくない、貴方が好きだから。誰にも触れないで。
離さないで、ずっと、閉じ込めていて。
貴方以外の目に触れないように…。
End
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