―未来―

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みらい― 『通信室、CIC!不明艦隊より入電!』 「池田だ、電文を見せてくれるかね?」 『了解!』 通信兵は池田に電文を渡した。 「…池田海将補。この電文が嘘を書いてあるとは思いません」 柊はそう言ったが、池田は最後に書かれていた事に目を見開いた。 「………日本国海軍所属、旗艦きりしま」 しまかぜ― 「これは本当か…?」 小川は通信兵に再確認をした。 『間違いありません!確かに[旗艦きりしま]と!』 「そんな訳ないだろ、きりしまはまだ完成して無いんだぞ!?」 柳はまだ事実とは思って無かった。 その時、小川がある推測が浮かんだ。
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