246人が本棚に入れています
本棚に追加
/59ページ
みらい―
『通信室、CIC!不明艦隊より入電!』
「池田だ、電文を見せてくれるかね?」
『了解!』
通信兵は池田に電文を渡した。
「…池田海将補。この電文が嘘を書いてあるとは思いません」
柊はそう言ったが、池田は最後に書かれていた事に目を見開いた。
「………日本国海軍所属、旗艦きりしま」
しまかぜ―
「これは本当か…?」
小川は通信兵に再確認をした。
『間違いありません!確かに[旗艦きりしま]と!』
「そんな訳ないだろ、きりしまはまだ完成して無いんだぞ!?」
柳はまだ事実とは思って無かった。
その時、小川がある推測が浮かんだ。
最初のコメントを投稿しよう!