悲劇の始まり

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むし暑く… 蝉の声が耳障りになる季節。 こんな時に限って 忘れたい事が 次々に蘇ってくる…。     ただでさえ 蒸し暑さと耳障りな蝉の声で 私は苛立っているのに… 更に追い討ちをかけるように 外ではけたたましく 私の嫌いな音が…流行りの煩い曲が流れている。     とにかく私は ここから離れたくて 部屋を後にした…。 もっと静かで… もっと涼しい場所を求めて。
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