黒い『郵便ポスト』

23/55
671人が本棚に入れています
本棚に追加
/444ページ
突然、目の前の霧がサー…と引いていく。 恐る恐る目を開けると 目の前に 遮断機が降りていた。 いつみは、壊れた遮断機の中で座っていた。 ふと、れいは誰かに呼ばれた気がして振り返ったが誰もいない。 気のせいか……? 振り返ってみたものの、先程通った道と変わらない風景がそこにあった。 クルリと再び前を見てギクリとした。 目の前に突然現れたのは、道のど真ん中に立ち尽くした黒いポスト… 「!?」
/444ページ

最初のコメントを投稿しよう!