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突然、目の前の霧がサー…と引いていく。
恐る恐る目を開けると
目の前に
遮断機が降りていた。
いつみは、壊れた遮断機の中で座っていた。
ふと、れいは誰かに呼ばれた気がして振り返ったが誰もいない。
気のせいか……?
振り返ってみたものの、先程通った道と変わらない風景がそこにあった。
クルリと再び前を見てギクリとした。
目の前に突然現れたのは、道のど真ん中に立ち尽くした黒いポスト…
「!?」
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