21人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
「はるかさん!みちるさん!」
「あら、うさぎ。」
「やぁ、子猫ちゃん…って、お前!こんな所で何してる!?」
「わかんねぇのかよ?おだんごとデートに決まってんだろ。」
「連れまわしてるだけじゃないのか?」
「なんだと!?」
本当にムカつくヤローだ!いちいちキザでおだんごにちょっかい出してきやがる(怒)
「み、みちるさん…どーしよう?」
「いいじゃない。見てると退屈しないでしょ?クスクス」
「みちるさ~ん(泣)」
俺とこいつが言い合いしてると、めずらしくおだんごが割って入ってきた。
「ストーップ!!はるかさん、心配してくれてありがと。大丈夫だから…喧嘩はやめて?」
「君にそう言われちゃ、仕方ないな…。今日は見逃してやる。」
「はいはい、行くわよ、はるか。」
「ま、待てよ、みちる!まだ…」
奴はみちるさんに腕を引っ張られ去って行った。おだんごが少し怒りながら言う。
「もぉ!喧嘩なんかして!時間なくなっちゃうでしょ!?」
「悪ぃ…つい…。」
「だいたい乗ったけど…次はどこに行く?」
最初のコメントを投稿しよう!