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「長篠先輩?
ちゃんと聞いていました ?」
「は?」
俺は間の抜けた返事をしてしまった。
いや、当たり前だ。
コクられたんだからな。
懺悔の告白じゃない。
Loveだ。
‥‥‥女だったら良かったのに。
目の前の相手の名前は水城修司。
今を☆ときめく☆テニス部のエースだ。
勿論、そんな男はモテる。
奴(水御修司)に“秀麗兼備”という悪戯を天とかいうあるのかも分からない所に住んでる奴(神)がつけちゃったらしいな。
俺だってそんな別世界の人間に“高校時代の先輩後輩”以外に関わる事になるとはとは思いもよらなかった
しかも別の危ない世界にも入ってるし?
「いや、だから、先輩が好きです。」
フツーに言ってるけどフツーじゃないぞ。
「なぁ、修司?嫌がらせか?」
「いえ。」
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