運命の日~一日目~

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運命の日~一日目~

06:00 起床する 大きめなトランクを持って来て用意する 詰めるのは、一週間分の着替え あとは生活用品諸々 詰め終わり、顔を洗い、朝食をとった 07:10 トランクを持って家を出た アイツの家まで自転車だと早いのだが、生憎トランクがあるので歩きになる 歩きで約十五分はかかる 俺は出来るだけ早く着くように歩いた 07:28 アイツの家に到着する チャイムを押すとアイツの母親が出て来た 「純一郎君、いらっしゃい。あの子をよろしくね」 「お邪魔します」 俺は案内され、アイツの部屋に向かう 「ここよ」 部屋のドアをノックする 「どうぞー」 ドアを開け、トランクを適当な場所に置いた 「忍冬…具合はどうだ?」 アイツの名前は少々読みがややこしい しのぶ、と読むのだ 最初見た時は幼い頃だったので一文字もわからなかったのを覚えている 「まだ大丈夫です。それよりも、本当に勝手なお願いで申し訳…」 始まった。俺はすぐに止めに入り、話題を逸す 「あぁ、気にすんなって。幼馴染みだろ?」 「しかし親しき仲にも礼儀ありという…」 「まぁまぁ…とりあえずだ、寝てばかりいないでどっか行こうぜ忍冬」 「そう…ですね」 どこか納得いかないようだったが頷いた
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