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「ん…。」
目を開けるとそこにはいつもの部屋が広がっていた。
俺は記憶の引き出しを探した。
確か舞と海に行って、話をした。
でも、それからの記憶がなかった。
携帯の日付をみて今日は土曜日であることを知って俺は再び布団に潜った。
それを見ていたかのように手の内にあったそれは振動をはじめた。
ブーブー
「誰だよ…朝っぱらから…。」
携帯を開いて確認した俺はすぐに返信を返した。
「今日暇だったら買い物でも行かない？」
そう届いたメールの差出人は愛だった。
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