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『うわっなんか顔についた』
彼の顔に細い糸のようなものがくっついた
『蜘蛛の巣か』
まわりをみても簡単に巣をつくれるような手頃な間隔はない…
しかしよくあることだ。
おぉかた風にでも流されてきたのだろう。
『少年』
突然後ろから声をかけられた
顔に糸がついたままのような違和感をもったまま振り返ると
そこには帽子を深く被り、妙な色の眼鏡をかけ、浅黒い、ボロボロのコートを来た男が露店のようなものをしていた
怪しい…
一目でわかる絵に描いたような怪しさだ。
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