2/6
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
『うわっなんか顔についた』 彼の顔に細い糸のようなものがくっついた 『蜘蛛の巣か』 まわりをみても簡単に巣をつくれるような手頃な間隔はない… しかしよくあることだ。 おぉかた風にでも流されてきたのだろう。 『少年』 突然後ろから声をかけられた 顔に糸がついたままのような違和感をもったまま振り返ると そこには帽子を深く被り、妙な色の眼鏡をかけ、浅黒い、ボロボロのコートを来た男が露店のようなものをしていた 怪しい… 一目でわかる絵に描いたような怪しさだ。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!