第二章:~僕という存在~

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第二章:~僕という存在~

近頃学校へ行く足取りが重い。日頃のいじめがエスカレートしているからだ。最初はただ痛みを感じないのを理由に冷やかされるだけだった。しかし最近では想像を超える恐怖が襲う。放課後、誰もいない理科室でガスバーナーを使うことになった。もちろんトキオも連れられて…。 クラスメイト:「トキオく~ん。ちょっとこっち来てよー。」 男子達が僕を呼んでいる。その先にはガスバーナー。なんとなく予想は出来る。 クラスメイト:「ちょっと触ってみろよ!」 一人の男子が言った。僕は何度も首を横に振り拒み続けた。すると周りの男子達が僕を抑えつけ、顔をガスバーナーへと近づけた…。 ガスが漏れだしているとも知らずに…。
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