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私から離れないで
ずっと傍にいて
誰も見ないで…触らせないで
でないと私は不安になるの
何故なら私よりずっと綺麗で優しい人が貴方を連れて行ってしまうのが怖いから
叶うことならこの鎖で繋ぎとめておきたい
叶わないのならここで貴方の息の根を止めてしまいたい
深く…深く…
体の温もりを奪う水の中へと
一緒に…
それなら私以外誰も近付けない
貴方のもそれを望んでいるのでしょう?
ずっと貴方を抱きしめてあげるから
一緒に沈みましょう
時々旋律が狂う…その愛しい心の音が止まるまで
深く…
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