12月24日

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あっ!雪だ。 そういえば去年のイブの日も雪だったな…。 俺は明日、結婚する予定だった、でもその日を思い出すだけで涙が止まらなくて今でも忘れられない、できることなら時間を戻したい。 なぜなら、事故とはいえ俺は彼女の花子を殺してしまったからだ…… 時間が戻るわけもなく今日から彼女を胸にしまって新しい人生を歩もうとして着いた場所は彼女のお墓だ。 花を供えて指輪をふたつ、置いて、「ごめんな」と一言残して俺はその場を去った。 俺は本屋で「運命の人は近くにいる」という本を買って家に帰る途中…… 「太郎!!」 えっ?花子!? ブブー ドンッ!!! えっ?地面が低い、てか俺飛んでる? あっ!そうか俺トラックにひかれたんだ…… てか花子の声がしたな?気のせいかな? でもたぶん俺、死んだな。 ピーポーピーポー ……… ……… おぃっ!太郎! うっう~ん? お前また寝てたのかよ!授業聞いてないとちゃんと卒業できないぞ! 卒業……?なんのこっちゃ?って山田!! 久しぶり高校卒業ぶりだな!てかなんでお前制服着てるんだ? 何いってんの太郎? 俺達まだ高校生じゃん!! んぁ!俺は明日20歳になって……そういえば俺トラックにひかれたはずだけど……。 な~に寝呆けてんだよ、お前はまだ17歳で誕生日はクリスマスだろ?今日は10月25日まだまだちょうど2ヵ月あるぜ!! ??????
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