希望と挫折の入学試験

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【僕】の名前は高瀬直也 バレーとの出逢いは中学の部活見学から始まった あの頃はアタックを打つ先輩がカッコ良く見え、特に考えず入部を決めたのだったが あの当時の身長は138センチと小さく入部してもアタック練習をさせてもらるわけもなく 中学一年から【セッター】を教えられていた。 顧問の先生がかなり厳しく 殴られながら練習するのが2年続き厳しい指導のおかげか どの大会出ても決勝に進む程の強豪チームになっていた。身長も171センチまで伸び、ジャンプ力もあったのでブロックなどでチームに貢献できていた しかし引退試合の都立大会決勝で全国2位のチームに当たり 試合に負けて【僕】の中学バレーは幕を閉じた。 高校も私立から推薦が来たが あまりにも厳しい練習に疲れ果ててしまった【僕】は弱小チームに入り強豪チームに作り替えるという志を持ち 【都立農産高校】農業系の学校に進学を決定したが、それがこの物語の始まりとなる
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