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一馬は退屈なコンテストに飽き飽きしていた
「早く帰りたいのに…」
しかし一馬は特別審査員だった
「姫は何してるのかな…」
くだらないコンテストなんてどうでもよかった
「一馬様、始まります」
「はいはい…」
仕方なく席を立ち、コンテスト開催の挨拶をして席に戻る
「めんどくさ…」
一馬は観覧車を見ていた
さて次のPrincessは…
雪菜が出て来た
「あの人は…」
りおの担当の看護師を思い出していた
「りおを担当していた人か…」
雪菜を見た会場の観客の拍手が大きくなった
「なるほど…」
雪菜を見ていた
「それでは最後のPrincessです!」
「ぶっ!」
りおを見た一馬はコーヒーを吹き出してしまった
「姫?」
いきなり出て来たりおに驚いていた
会場も歓声を上げている
「さすが姫だな」
嬉しそうに笑う
もちろん、一般投票の結果で雪菜とりおも最終まで残っていた
[りおさん?]
雪菜はりおの姿をみつけた
[りおさんがいるって事は、Zeroも客席に?]
雪菜は客席を覗く
[あっ…いた]
自然と笑顔になる
[よし、頑張ろう]
雪菜はメークを直し出番を待っていた
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