第三話 クロが新しい家族になった

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クロが家に来てもう、2年経ちました。 今日は、十月十日。 クロは相変わらず、気の向くまま進む足どりで…青い空の下風と遊んでいた。 クロ君に出会えてよかった。 君に会えたことが宝物。 同じ景色の中でクロといる。 俺「クロおいで」 呼んだら直ぐに何時も来てくれる。 嬉しかった。 涙がポロポロ出てきた。 クロは優しく、涙を舐めてくれる。 クロってね、賢いんだよ。 寂しい時は何時も近くに、居てくれて慰めてくれるの。 俺にはお父さんが居ないの。 事故で亡くなったんだ。 今日がお父さんが亡くなって、丁度三年なんだ。 だから、クロを紹介しにお墓参りにいくの。 俺「クロお父さんに、逢いに行こ。クロを紹介してあげないと」 お母さん「準備出来たから、早く行くわよ」 俺「クロ早く行こ」 クロ「にゃ」
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