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クロが家に来てもう、2年経ちました。
今日は、十月十日。
クロは相変わらず、気の向くまま進む足どりで…青い空の下風と遊んでいた。
クロ君に出会えてよかった。
君に会えたことが宝物。
同じ景色の中でクロといる。
俺「クロおいで」
呼んだら直ぐに何時も来てくれる。
嬉しかった。
涙がポロポロ出てきた。
クロは優しく、涙を舐めてくれる。
クロってね、賢いんだよ。
寂しい時は何時も近くに、居てくれて慰めてくれるの。
俺にはお父さんが居ないの。
事故で亡くなったんだ。
今日がお父さんが亡くなって、丁度三年なんだ。
だから、クロを紹介しにお墓参りにいくの。
俺「クロお父さんに、逢いに行こ。クロを紹介してあげないと」
お母さん「準備出来たから、早く行くわよ」
俺「クロ早く行こ」
クロ「にゃ」
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