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「フンフンフ~ン♪」
皆様こんにちは。
萩沼 誠司(ハギヌマ セイジ)
です。
今日はすっごくうれしい日♪
嫌、最近は毎日すっごくうれしいんだけど…
今日はまた別!!!
俺の愛する弟、
萩沼 由城(ハギヌマ ユイキ)
の17歳の誕生日!!!!
それがまた由が~
『家でやりたいな』
なんて可愛いこと言いだすから、兄ちゃん朝から買い出しに走っちゃったよ~
由の好きなものいっぱい作るぞ~♪
鼻歌を歌いながら、誠司は由城と二人暮ししているマンションまで車を飛ばした。
______ガチャ
「ただいま由ちゃん!!おとなしくしてたかー…………」
………………。
誠司はリビングへ入った瞬間、顔が歪んだ。
「兄ちゃん…助けて;」
愛する由城を後ろからギュウと抱く男。
「なんでテメーが居るんだよ…」
誠司は、絶望的な顔になった。
「おーお帰りクソ誠司。」
いとこの
萩沼 楓(ハギヌマ カエデ)
が来ていたのだ。
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