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ある街角のBAR。 そこはその街で働く男たちの憩いの場所になっている。 夜になれば様々な人々が集まり、夜が更けるまで語りあい、酒を呑む。 そんな場所だ。 ある夜、明らかに異質な男が来た。 その風貌はお世辞にも美しいとは言えない。申し訳ないがとてもBARで一杯など出来ないような風貌だ。 その男が店に入った瞬間に店の空気が変わった。といえば伝わるであろうか。 男はカウンターに座るとBARで一番安い酒を注文し、マスターにこう語りかけた。
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