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草原を一台のバイクが走っている。
道はどこまでも続くのではないかと思うほど同じ景色が続く。
???
「あふ…」
バイクの運転手が大きな欠伸をした。
運転手
「これであくび何回目だろう」
運転手がそう言った直後、
ププー!
車のクラクションの音がした。
その車は運転手に近付いてきた。
車の窓から男の顔が出てきた。
男
「すまないがちょっといいか?」
運転手は
運転手
「別にいいが急いでいるから手短に頼む」
そう答えた
男
「えと実は俺、ここら辺に国があるって聞いてたんだけど…その国の場所分かるかな?」
その男は方向音痴らしい。
運転手は
運転手
「それならこの先の分かれ道を左に曲がればつくはずだぜ」
そう答えて
運転手
「じゃ、俺行くから」
すると、
男
「待ってくれ!お礼ぐらい言わせてくれよ…オレはザックス。助かったよありがとう」ザックスという車の運転手が礼を言ってきた。
バイクの運転手は
ウニ
「オレの名前はウニ。役に立てたならいいが…オレは急いでるんだ。じゃあな」
そう言って去るウニにザックスは
ザックス
「また会えるといいな!」
そう言った。
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