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ーーその講習会以降も、奈実からアタシはよく『家に来ないか』と誘われた。
アタシも奈実に好感を持っていたので、少し離れた奈実の家に電車に乗り換えて行くのも億劫にならなかった……
大学の時間しだいで行く時間は昼過ぎや夜や…まちまちだった。
季節が秋から冬に移り変わる頃、いつものようにお家に行き、リビングテーブルで紅茶を飲みくつろいでいた。
アタシの横に座っていた奈実の顔がふいにアタシに近付いてくる……
唇が重なった…
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