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夜なのに空が赤い・・・冬なのに空気が熱い・・・家が、村が凄い勢いで燃えていく。
人々は逃げる場所を無くし逃げ惑う。
そんな中ティナは村の中央で一人立って両親を探していた。
「お父さん!お母さん!どこにいるの!?」
しかし、そんなティナの叫びは、燃え盛る炎と人々の叫びで掻き消されてしまう。
早く逃げなければ死んでしまう。
だが、両親を見つけなければ・・・。
「お父さん!!!お母さん!!!」
ティナが目に涙を溜めてもう一度叫んだが、返事は無い。
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