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兵士は銃を下ろして敬礼し言う。
「はっ!只今、その男とミクトロス・ザルガロフが、北部繁華街にて、強盗・恐喝を行った為、我々と全所轄などの総力を挙げ、追っているのです!」
「ふ~ん。そうなんだ。それにしても、この僕をその人と勘違いするなんて、酷いね。あんたさ、ちゃんと毎朝、僕の朝礼聞いてるの?」ヘクトリムは怒る
「申し訳ございません。
飛探機が、誤って総督を検知したと思われます。」
兵士は必死で謝る。
「もう、いいよ。任務中なんでしょ?僕の気が変わらないウチに戻りなよ!」
ヘクトリムは背を向ける。「は!・・しっ、失礼します」
兵士は、安堵し、隊に戻って行った。
マリゾンは、除ける穴から誰かを確かめる。
「あれは、確か・・・軍の総統、ヘクトリムじゃないのか?何でこんな泥癖ぇとこくるんだ?」
マリゾンは首を傾げ、何故、ここに、来たか探る事にした。
ヘクトリムは指笛を吹く。すると、謎の女が暗闇から、現れる。
「遅いじゃない。ここにくるのは、30分位前の筈よ!」
マリゾンは、女の胸のバッジに見覚えがあるが思い出せない。
「ん!川を流れるの上に龍のバッジ!どこの奴だっけ?ん~ん・・・」
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