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劉備は江州に着くと真っ先に関羽の待つ部屋に向かう
「雲長!雲長!」
そこには随分と痩せた大男がいた
立派な髭はまた整えたのか、紛れもない関羽であった
「雲長!」
劉備は関羽に抱き付いた
そして子供のように泣いた
「兄者、申し訳有りませぬ。荊州を………。」
「何を言っておる!お前が無事に帰ってきただけで良い!今はゆっくり休んでまた私の為に働いてくれ!」
「ははっ!」
関羽も泣いた
関羽は無事に帰ってきた
項羽がこの時代に来たことによって歴史がまた変わった
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