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きなは、憮然としながら、話を聞いていた
(じゃあ、その達也先輩、どんな人なの?)
ミチルは、興味本位で聞いてくる
(う~ん、とっても優しい人)と照れながら
(良かったね~)とミチルが言った時、
きなが、振り向いて
(あのさ~、バイト初日から、厳しくする、お店ってある訳ないでしょう)
(それも、そうだな?)とミチルは頷く、
ゆきのは、複雑な顔になりながら
(お姉ちゃん、でも?達也先輩、本当に優しい人だと思う)
(うん、わかった!達也は、優しい人だよ!)と強い口調で言った
その言葉を聞いた、ゆきのは、少し怒って
(お姉ちゃん!、そんな怒るように、言わなくても?)
(ごめん、なぜか?疲れたんかな?)
と、三人は黙ってしまった
それから1ヶ月が、過ぎた、
ゆきのも本格的に大学に行きながら、バイトにと忙しくなった頃、
突然、小西達也の姿が見えなくなった
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