交差する秋

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きなは、憮然としながら、話を聞いていた (じゃあ、その達也先輩、どんな人なの?) ミチルは、興味本位で聞いてくる (う~ん、とっても優しい人)と照れながら (良かったね~)とミチルが言った時、 きなが、振り向いて (あのさ~、バイト初日から、厳しくする、お店ってある訳ないでしょう) (それも、そうだな?)とミチルは頷く、 ゆきのは、複雑な顔になりながら (お姉ちゃん、でも?達也先輩、本当に優しい人だと思う) (うん、わかった!達也は、優しい人だよ!)と強い口調で言った その言葉を聞いた、ゆきのは、少し怒って (お姉ちゃん!、そんな怒るように、言わなくても?) (ごめん、なぜか?疲れたんかな?) と、三人は黙ってしまった それから1ヶ月が、過ぎた、 ゆきのも本格的に大学に行きながら、バイトにと忙しくなった頃、 突然、小西達也の姿が見えなくなった
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