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いつもいつも悩んでいた。そして眠れぬ夜を送っていた。
だけど、踏み出さないと、新しい恋へと進めない。だから、思い出にさよならをしよう。
私は、そう思い、一番印象の深かった海に行くことにした。さらに傷付けば忘れられそうだとそんな気がしたから。
眠れないのなら、そのまま朝が来るのを待つよりか、その時間を行動に起こすことに使ったことがいいと思った私は、車を海まで飛ばすことにした。電車で行くとなると、着くまでの時間にいろいろなことを考えてしまうから、何も考えずにいたかった。
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