依頼人

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「・・・就職も考えといた方がいいぞ。」 向き合って沈黙してる中、先生が先に話してきた。 「そんな・・・私どうしても大学行ってダンス続けたいんです!!」 先生の言葉についカッとなって大声をだしてしまった。 「ふぅ。」 コーヒーを飲んでいた先生のため息が聞こえた。 「しょうがないな。 今日のHRで返すつもりだったがお前には先に返してやる。」 「・・・?」 あっ、この間の模擬テストの結果。 ・・・全部D・・・ ・・・最悪だぁ↓ 「ま、この結果見てどう思うかは勝手だけどな。」 「・・・でも―」 キーンコーン・・・ 私の話を邪魔するようなタイミングで予鈴・・・ 「ほら、予鈴だぞ。この話はまた今度だ。 早く教室に戻れ!」 結局何も進展ナシか・・・
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