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「アハハハ。そんなもんじゃありませんよ。」
総司が目をキラキラさせて笑った。
いや、最初に茶屋に入っていったのは30人くらいの多勢だった。まったく強いんだか強くないんだか。
しかし長州もたくさん斬られて参ってるのか、やはり段々人数が増える。
華純が考えながら歩いていると隣りに、
「京の紅…いや、華純さんはもっと年上だと思ってました。」
平助と総司がのんびり並んだ。
「………意外か?」
聞くと、
「まあ、少し。」
平助が微笑みながら言う。
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