命の歌。

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命の歌。

目の前で奪われた命 僕より幼いのに誰が得をしたっていうの?それは神様なの? 短くて、身近な死 そう僕にはどうしようも無いけれど それでもね、僕にはね 見てみぬフリなんて出来ないから 誰かの分も僕は生きよう 今出来る最大限以上で 誰かのために僕は生きよう 僕が生きた言葉を残そう 砂のように流れる時 今もこの瞬間にもあなたの最後に近づいてまだ感じないけど 短くて、身近な死 そうだけど僕には止められない だからね、必死にね 生きる意味を探しているんだ 誰かの命の火が消える 今生まれた命がある ゴールに向かって進んでく 僕は何を残せたかな? 世界で起こる戦争の犠牲者 今流行の病気に倒れた 文明が生んだ突然の事故も 巻き込まれないって保障は だから僕は今を生きるの 今が暇だと愚痴るけど 僕にはあなたと話すための口実で それは無駄な時じゃなくて だから暇じゃなくて忙しいの そんなこと言ったら 君は笑うだろうけど、 誰よりも強く生きよう 今出来る最大限以上に 誰よりも今を生きよう 立ち止まってる暇はないの… 誰かの分も僕は生きよう 後悔は明日しよう 誰かのために僕は生きよう 僕は生きた言葉を残そう 誰かの分も僕は笑うよ 明日の分も僕は笑うよ 明日はまた明後日の分 明後日はまた未来の分 とにかく精一杯生きていこう 僕の家の近く落ちた雷 今も鳴り響くの 永遠なんてないからね 僕は人を愛せるの。
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