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路地裏辿った先の
世界の隙間を
隠すような雑踏
頭が痛くなるよ
排気ガス濁った空気
吸い込んだ中の
意味の無い理論
溜め息が出るよ
そんな日々に
嫌気が差したある日
準備万端
踏み出した一歩
迷いも不安も全部
背負ったまま
怖くて仕方ないんだ
前を見る勇気も持ってない
だけどそれでも
目指した場所が
望む物があるなら
選択肢は一つだけ
人混みの中に紛れた
擦れた君の歌声を
掻き消すような雑音
耳が変になりそう
誰かへときっと繋がってる
この青い空を
切り取る灰色のビル
目眩がするよ
そんな日々に
嫌気が差したあの日
悪戦苦闘
つまづいた一歩
後悔も涙も何もかも
吐き出して
怖くて仕方ないんだ
前を見る勇気も持ってない
だけどそれでも
目指した場所が
望む物があるなら
選ぶ道は一つだけ
溢れた感情を
隠す雨に打たれて
立ちすくんだ日も
溢れた感情を
照らす太陽に見とれて
立ち止まった日も
いつだって誰だって
怖くて仕方なくて
前を見る勇気も持ってない
だけどそれでも
目指した場所が
望む物があるから
怖くて仕方ないんだ
前を見つめる勇気もない僕
だけどそれでも
目指した場所が
望んだ物が
僕を突き動かすから
選択肢はただ一つ
さぁ明日へ…未来へ
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