竜の末裔 第一章 日常

3/28
2987人が本棚に入れています
本棚に追加
/359ページ
 階段から誰かが降りてくる音が聞こえる。 「おはよぉ~」  先程の少年だ。  この気の抜けた声の少年の名は小滝広昭。  身長は百六十センチとやや低めで、成績は中の上。髪は肩に届くかどうかというくらいで、特にくせ毛のないストレート。成長期がまだなのか、声変わりすらしていなく、顔も何となく幼い。  身長も関係してか、どちらかと言うと可愛いらしいほうだ。
/359ページ

最初のコメントを投稿しよう!