憧れ

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「おれも、こんな風にモテてぇなぁ」と、翔太はつぶやいた。                 翔太は今、自分の部屋で先日友人から借りた、ある恋愛漫画を読んでいた。                          その漫画の内容は、冴えない主人公が四人の美少女にモテまくる。というモテない男子にとってわ夢の様な話だ。          翔太もこの主人公に憧れていた               だがしかし、翔太は正直いってあまりにも地味すぎた顔も学力その他のものも普通以下。     彼女がいたのも、約三年も前の話それに、すぐ別れてしまった                                今好きな人もいなく、楽しみといえば今読んでいる、この恋愛漫画の主人公を自分に置き換えて、一人でニヤニヤしている位しかない                              そんな悲しい翔太君にも奇跡の春が突然舞い降りてくる。
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