昔話(短編小説風)

出会い

何年か前の春だったかな。
その日はナイトメアのライブがZepp Sendaiでやる日でそのまえをあるいてたら女の子に声をかけられた。
身長は１７０センチ痩せ型。
全身ビビアン（だったきがする）髪はボブより短めな白っぽいミルクティー色。女の子にしてはカッコイイ系に入るんだろう。でも多少やつれてる雰囲気。
『こんにちは』
『こんにちは、なんかしたの？』
女の子『ライブ見に行くんですか？』
俺『予定はないけどどうして？』
女の子『一人で見るのは嫌だから一緒にどうかな？と思って』
俺『いいよ。どうせ暇だし当日券でてるよね。』
女の子『でてるよ』
俺『ところでなんで俺なの？』
女の子『いやバンドマンかホストにみえてバンドマンなら一緒に見るかな？と、もしホストなら嘘でも会話位に付き合ってくれるかなって』
俺『残念。どちらでもないよ』
女の子『でも女の子の扱いうまそう。』
俺『まあ上手いとはいえないけどなれてるかな美容師だし』
女の子『どうりで。』
それからたわいもない会話をした。どこにすんでるかとか何をしてるかとか１番なんのバンドが好きかとかどこらへんで見るとか
まとめると楽天の球場近く一人暮らしで野球の日は人がいっぱいでむかつくとか雅が１番好きとかライブは後ろのほうで見るとかバンギャ怖いとか（このこのほうがはるかにバンギャにみえる）仕事はモデルとバイトをしてるとかそんな話。