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むかし、むかし。山奥にソラという少年が妹のミラと二人で暮らしていました。
両親は二人が幼かった頃、都で流行り病にかかり死んでしまいました。
その為、ソラはキコリを手伝いながら…ミラは畑を耕しながら協力して暮らしてました。
ある日。その妹も両親と同じように流行り病にかかり、倒れてしまいました。
ソラはなけなしのお金を使い、ミラを町一番のお医者様に見せましたが、病状は決して治ることはありませんでした。
日に日に弱っていくミラを見ながら何も出来ないソラはひたすら病気が治るようにと神様に祈りつづけました。
しかし…。
その祈りも届くことなくミラも天に召されてしまいました。
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