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北海道札幌市、地方からの移住等で人口は200万人近い大都市となっていた。
そして、都市の中心部には高層ビルや商業施設が数多く建っている。
その為、朝から深夜遅くまで人が溢れかえっていた。
―街の中心部―
昼過ぎ、中心部は人と車で混雑していた。
その人混みの中を一人の男が黙々と歩いている。
男はあるビルの前で立ち止まると、ビルをチラッと見て、また歩き始めた。
そしてビルから少し離れた違うビルに目をつけると入っていく。
そして人目を避ける様に非常階段に行き、上り始める。
黙々と、ただひたすらに上を目指して上っていく。
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