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テレビゲームをしてる巧が、顔を俺の方に向けた。
「健一。誰から?」
「総司朗の妹から」
「へぇ。叶湖ちゃんか。今何処にいんだっけ?」
「さぁ?」
俺がソファーに座りながら答えると、巧の視線がきつくなった。
「お前。知らないのかよ」
「関係ないしな」
「健一」
巧がコントローラをカーペットへ叩きつけた。
「お前!少しおかしいぞ」
「そうか?」
「なんでそこまで三年で変われんだよ!」
別に変わったつもりはない。
変わったとしても
それは大人になっただけだ
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