現実 1

1/4
11人が本棚に入れています
本棚に追加
/147ページ

現実 1

「解った。じゃ」 俺は携帯電話を閉じ、ソファーに向かって放り投げた。 叶湖が会いたがってる。 そう聞いても、意外と何も感じなかった。 もう少しなんか感じるかと思ったけど、特に気にするもんでもなかった。 来たいなら来ればいいし、来たくないなら来なくていい。 別に待ってない。  
/147ページ

最初のコメントを投稿しよう!