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そんな自分があるのには少なからず
どんな時も笑って支えてくれた彼女がいてくれたからであって
無意識にしろなににしろそれが僕にとっては凄く嬉しいことで
そしてその変化に満足している自分がいることも知っていた
「なにそれ～！！」
「絶対ノーマさんには教えません」
そう言ってノーマさんが持っていたクレープ勝手に奪い食べる
するとふわりと口の中にクリームの甘い味と苺の酸っぱい味が広がり
思わず口の端が綻んでいくのがわかった
「ちょっと、ジェージェー！」
「…美味しいですね」
「え？」
「僕、もう1個食べたいなー。
勿論ノーマさんの奢りで、ですけど」
「なんであたしの奢り！？」
「ここまで付き合ったんだから奢るくらい、いいじゃないですか」
「え～っ！」
軽口を叩きながら２人で同じ時を過ごし共有する
僕はこんな時がとても愛おしく感じる自分が嫌いじゃなくて
そんな時を僕に与えてくれる彼女を好ましいと思ってるなんて
「…絶対教えてなんてあげません」
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