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「ハハ…ありがとうございます」
「アザレアさんは誉めてないよ」
「僕がプログラムしたんですよ。モデルはいますけど……都市に合うように多少手を加えましたけどね……あっちに行くと池がありますよ」
なんとなく池の方へ歩き出し
ペブシを開けると
『ぺブシッ』
と音がした
ペブシの味はペプシと同じだ
少し伸びた芝を踏みしめながら少し離れた建物を眺め歩く
どれも精々高くて3階位までしかない
そのせいで空がやたらと広く感じるのかも
それに
街中のはずなのに空気が澄んでる
元の世界とは全然違う
街の中でさえも自然の恩恵を感じる事ができる
森にエルフが住んでなくて
人間がもっとたくさんいるとしたら
果たしてこの澄んで空気がここにあっただろうか?
おっと……俺ネイチャーしてるよこれ
「自然は壊すのは簡単ですけど…育てるのは大変なんですよ……森の住人達には感謝ですねぇ」
「どっかで聞いた様な台詞だな」
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