プロローグ

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必ずしも相手に気持ちの総ては伝わらない、女である事に幼い頃は嫌った「女」という自分どうしても許せない部分がある、群でつるんで歩き、群の中の仲間への虐めを平気でする、そんな事が出来るのは愛情に飢えているからだと思う、吐き気がする程嫌いだった。 自分自身も群れる女達と同じ、小さい頃から周りから可愛いと言われると謙遜しつつ、自分は普通なのだと言い聞かせつつも心の奥底ではその女の部分を利用して周りを丸め込む様な事をさている、そんな自分が嫌いだった。
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