‡恋の終わり‡

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公園を出て、家の方に向かった。 けれど、陽平と過ごしたあの部屋に戻るのは辛すぎる。 そう思い、芹奈に電話を掛けた。 『はいはーい』 「芹奈?」 『どうしたの?こんな時間に…』 「…振られちゃったぁ!」 『は…?今どこ?』 「駅前…。負けちゃったよ」 負けちゃった…。 口にしたら、悔しさが込み上げてきた。
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