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俺の名は零。
何もない…白紙。
『……刀?』
二振りの刀に触れた。
何故だろう……俺は、この刀を知ってる。
『白虎に…黒虎…』
これが、俺の覚えていることの全てだ。
俺は刀を帯びて歩き出した。
――………
しばらく歩くと、川と橋が見えた。
…それにしても、何時着替えたんだろうか
『(あれ…何で着替えたとわかる…?)』
第六感が告げる。
俺は、この時代の人間じゃない……
。
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