6人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
俺は高校に入学し、新たな仲間達と出会い楽しい高校生活をスタートさせた。
部活にも入り、勉強に苦戦しながらも普通の高校生活を送っていた
だが、その生活にヒビが入り始めていた。
夏休みが終わり、再び学校が始まった。
この日は午後に音楽の授業があり、音楽室でいつものように授業を受けていた。
「今日もあと少しで終わりだぁ!」
そう思いながら授業を受けている時、何かが変な気がした。
違うクラスの奴が何かこそこそしている。(俺らの学校では、音楽は選択授業であり、二つのクラスの音楽希望者が合同で授業を受けていた)
「何してんのかなぁ」
最初はあまり気にしないでいたのだが、ずっと何かやってるので、もう一度見てみると、ある事に気付いた。
「アイツら、俺を見ながら何か書いてる…」
そいつらは俺を見ながら俺の絵を書いていたようだ
この時俺はそのメンバーの中に、同じ部活で良く話す奴がいるのに気付いた。
最初のコメントを投稿しよう!